★アダルトチルドレンとは?★

自分の育った家庭で親がアルコール依存症であったり、ドラッグ・アビューズ、 家庭内暴力、性的・身体的・精神的な虐待などがあった機能不全な家庭(*) で育った人たちは、なんらかの形で受けた心の傷(トラウマ)が後遺症として 残り健全な生活に支障をきたす「アダルト・チルドレン」となる可能性があります。

*機能不全な家庭*  ― 例えば、よく怒りが爆発する家庭、冷たい愛のない家庭、他人や兄弟姉妹と常に比べられる家庭、 何をしてもあれこれ非難される家庭、期待が大きすぎて何をやっても期待に添えない家庭、お金、仕事、 名前のある学校だけが重視される家庭、他人の目を気にする表面だけ良い家庭、親が病気がちだったり 留守がちの家庭、親と子の関係が逆になっているような家庭、両親の仲が悪かったりけんかや暴力の多 い家庭、嫁と姑の葛藤がひどい家庭 など ―

症状としては、うつ病、不安症、ボーダーライン・パーソナリティー・ディスオーダー、 アルコール・ドラッグ依存症、共依存症、パニック・ディスオーダーなどのアングザィティー・ディスオーダー (Anxiety Disorder:不安障がい)、心因性の頭痛、腹痛、その他の情緒不安定、不健全な人間関係、 などとしてあらわれることが多いです。特に自己の確立ができず、低い自己評価に悩まされる場合が往々に してあります。

こういう機能不全な家庭で育った人たちは、機能的な人間関係を見ないで育ったことになります。 それゆえに、何が健全なコミュニケーションなのか、または健全な行動なのか、はっきりわからないことが多いのです。 適当な愛、あまり大きすぎることもなく、また小さすぎることもないフラストレーション、尊敬、 コミュニケーションの技術が欠如した家庭で育てば、自己の確立に障がいが出ても不思議ではありません。 このように小さい時から長い間かかって出来上がった習慣は、大人になっても抜けきらず、自己の不安感、 自己価値の低さから、共依存的な行動や人間関係に陥りやすいことがままあります。

傾向として、物事に一貫性がなかったり、始めたプロジェクトを終わりまで完了させることができなかったり、 自暴自棄になって危険な行動や犯罪に走ったり、配偶者や子供に暴力をふるったり、 自分だけがエライと思い込む自己陶酔的な人間になったり・・などの弊害が出やすいです。 また自分の問題だけでなく自分の周りの家族などに弊害が出て、子供の非行問題、摂食障がい、 登校拒否、家庭内暴力、引きこもりなどに振り回されることも多いです。


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